原田マハの世界へ!スイスバーゼルの『バイエラー財団』美術好きには世界で一番おすすめの美術館*スイスアート旅行2022*

こんにちはMちゃんドイツ在住美容師ブロガーです。

お久しぶりです?お元気でしたか。

パソコンの調子が悪く更新できませんでした!(PCが激古なのでよくある)

 

さてさて、イギリスの更新は止まっていますがロンドンの続きは一旦止めて(笑)

先週イースターで訪れたスイスのキヲクが頭から消える前にレポだけブログに残そうと思います!

もし近郊に住まわれてて、まだ訪れていない美術好きな方々

是が非でも訪れてほしい。。。

私の美術人生で間違いなく一番感動した美術館です。

さて、では本気で感動した美術館

『バイエラー財団』のレポをしていきますのでご興味がある方はどうぞご一読くださいませ!

*初日はヴィンテートゥール美術館にも訪れたよ!

チューリッチの途中にある美術館でバイエラー財団が好きな方はきっとマニアックで好きだと思います!↓

文化都市ヴィンタートゥール美術館で珠玉のルソー、ゴッホ作品を求めて*スイスアート旅行2022*

Contents

スイス・バーゼルにある『バイエラー財団』に行ってきた

Fondation Beyelerの詳細&場所

  • 正式名=Fondation Beyeler
  • 住所=Baselstrasse 101, 4125 Basel, Schweiz
  • WEB=https://www.fondationbeyeler.ch/
  • TEL=+41616459700
  • 営業時間=木曜日〜火曜日10時00分~18時00分 水曜のみ10時00分~20時00分(年中無休)

 

最寄駅Riehen Fondation Beyelerhへはバーゼル美術館(中心地)からトラムで30分

多分バーゼルに訪れバイエラー財団へ行く方々なら『バーゼル美術館』にも訪れると思います。

*私もいきましたので機会があれば次回レポします*

調べたら『バイエラー財団』⇄『バーゼル美術館』の間はトラムで約30分です。↓

私たちは車でしたので中心地から約10〜15分で到着しました。

Theater駅を観光ついでに見ましたら広々した駅で、周りもいい意味で田舎なので治安など恐怖を感じることもありませんでした。

*駐車場からは矢印で目印の表記がありました↑

 

バイエラー財団(Fondation Beyeler)の入館料は?

入館料CHF25(3000円)とかなり強気な価格設定だが

バイエラー財団のチケットは結構高い&オンラインで買うべきか?

いやちょっと待って。

兎にも角にもバーゼルカードを活用しよう

コロナの影響があり入場制限や混雑が嫌なので基本オンラインでチケット購入推奨ですが

私はスイスのバーゼル観光ではお得に

バーゼルカードを絶対に使いたいのだよ!!!

 

スイスの超お得なバーゼルカードとは?

スイスバーゼルの町おこし的な企画で

バーゼルに宿泊するとホテルからもらえるめっちゃお得なカードです(どのホテルでももらえるかは不明)

美術館の入館料が半額や割引になったり、公共交通機関が無料になるスンバラしいカードなんですよ!!!!

しかもセキュリティの関係でホテルにチェックインの際身分証明を絶対に提示するので

この紙バーゼルカードにホテルステイ者のお名前とQRコード、有効期限が記載されます。(使い回し不可!すげえ!)

それを携帯に取り込んでもいいですし、このCard自体を美術館の受付で見せると半額になるというわけです(まじスイスですげええ!)

まりちゃん

私たちは今回車だったので2つの美術館入館料半額の恩恵しか

受けれませんでしたが使いこなせば絶対にお得だと思う

*こちらのスイス公式サイトが分かりやすかったので良かったらご覧ください↓

https://www.myswitzerland.com

*結論*

バーゼルカードをお持ちの観光者はオンラインで買うより

『ホテルチェックイン→バーゼルカードゲット→美術館のチケットカウンターで直接バーゼルカード提示して半額で購入』

のが断然お得です。

MEMO
もしもバーゼルカードをお持ちではない方、火曜日は25CHE→20CHEになるお得な曜日もあるみたいです

 

バイエラー財団入館の注意点

  • 入り口で手荷物の大きさ制限があります(スーツケース不可、大きなカメラ不可
  • クロークで預けることもできます(無料)
  • 音声ガイドなし。(私が見つけられなかっただけ??)
  • 館内マップ日本語なし
  • 店内撮影OKです(フラッシュは不可、他人の迷惑にならないように)

まりちゃん

ガチでびっくりしたのが大きなカメラ(ミラーレス&一眼レフ)の標準レンズ付きは持ち込みだめでした(canon70D 18-135mm)

多分薄い単焦点レンズならいけそうだけど、か、かなり厳しい。ご年配者がミラーレス持ち込んでる方もいて、少し私ご機嫌斜めになりました。しかたがないけど基準が曖昧でやだった。

*↑コレは持ち込み禁止や!!!(しつこい)

*i phoneでの撮影はOK

*英語の館内案内はあります↓

*この館内案内めちゃくちゃいいです。何がいいって画家の説明が丁寧に描かれてて分かりやすい。

基本館内マップ等紙冊子は捨てるタイプですが今回は取っておこうと思います。

 

バイエラー財団へ実際に行ってきた私の個人的な見所

注意
美術評論家ではないただのヲタクが趣味の延長で述べたものです。

絵画初心者の方やバイエラー財団に行って何をみるべきかわからない方は、よかったら5%位参考にどうぞ。

バイエラー財団の建築はイタリアの建築家『レゾンドピアノ』によるものです。

珠玉のコレクションを中心に約250点の作品の展示、所蔵をしています。

*お庭はcanon70dで撮影

*絵画はi phoneで撮影

*全ての写真は撮影後明るさのと彩度を若干調整しています(ご理解ください)

 

バイエラー財団はスイスで一番入館者が多い美術館

バイエラー財団は美術商のエルンスト・バイエラー&妻のヒルンスト・バイエラーによって収集された個人収蔵の美術館です。

2022年で創立25周年スイスで一番入館者が多い美術館みたいです。

日本ではあまり認知度は高くないと思いますが、

私がバイエラー財団を知ったきっかけは

楽園のカンヴァス 著者 原田マハ

アート小説といったら原田さん、その名作中の超神作。

その作品の舞台がここバイエラー財団です。

作品を読んだことがない方もいらっしゃると思いますが、

1、アート小説が好きな方

2、コレからバイエラー財団へ訪れようと思っている方

3、ルソー&ピカソの作品に興味がある方

は是非読んでほしいです。

元森ビル&MOMAのキュレーターの原田さんの作品&作家への知識量は半端ないですし

フィクションですが、このクリエイティブな世界観に圧倒されます。(作品のネタバレになるのでこの辺りで)

 

まずはぐるっとお庭を見よう(庭は無料開放です)

庭の装飾が美しいと聞いていたので期待したら本当にすごかった。

エルズワース・ケイリー「White Curves」 

 

アレクサンダー・カルダ「L’arbre」

 

日本の新宿御苑にも負けない広々とした美しさ

 

日当たりがよく水辺が反射して幻想的

(こちらでイベントもやるみたいですが私が訪れた際は何もやっておらず残念)

 

館内正面のお庭の石像は口から水が出るタイプ(マーライオン的な)

トーマス・シュッテ『野うさぎ』

 

美術館の裏は平原と山のゆったりしたコントラスト

ジョニー・ホルツアー(リビングシリーズ)

 

ぐるっと庭園とカフェになっていて歩きやすくリラックスできます

 

なぜか鳥籠がたくさん飾られていますが謎めいてて可愛かったです

 

梅に似た小さいお花(梅ではない)

 

鳥の鳴き声が想像よりすごい

 

お庭のお花たちは季節によって変わるみたいなので今度は夏に訪れたいです。

 

いざ入館(Foyer&Art shop)

入り口入ってすぐにアンリ・ルソーの『飢えたライオン』と売店があります

館内はかなり広々していてお手洗いも綺麗でした(スイスの公共施設で一番綺麗だった)

25周年を迎える建物なので老朽していると思いきやめちゃくちゃ新しいではないかい!

*ここからは絵画が多くなります

Henri Rousseau『アンリ・ルソー』

The Hungry Lion Throws Itself on the Antelope『飢えたライオン』

こちらの作品はバーゼル美術館所蔵と画集&英語のウィキに書いてありましたが

今はバイエラー財団に展示しているんですね。

想像していなかったのでかなりテンション上がりました。(まさしく原田マハの世界観!)

1905年と年式はそこまで古くないのですが

ルソーの作品は保管、または油彩の種類でか、詳しくは分かりませんが細かくひび割れしています。

他の美術館での作品も割れていたのでそれもルソーのまた個性の一つだと思っています。

 

GOYA『ゴヤ』

THE PRINT PORTFOLIO

ゴヤのポートフォーリオです。

絵画作品の縮小版や写真などです(展示の仕方が)可愛い

 

ROOM1

Paul Cezanne『ポール・セザンヌ』

Madame Cézanne In A Yellow Armchair『黄色い椅子のセザンヌ夫人』

セザンヌはフランスの画家です

ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌは三代後期印象派の一人として有名です。

バイエラー財団ではセザンヌの『七人の水浴』という名画が見れると聞きましたがはて。どこにも見当たらず。

貸し出し中!?!?

 

Albert Giacometti『アルベルト・ジャコメッティ』

AIKA『アイカ』1959

エルデンリング中にはなかなか感慨深いジャコメッティ

↑このゲーム

 

Pablo Picasso『パブロ・ピカソ』

The Mandolin player 1911

ピカソはいつかゲルニカを見に行きたい。

 

Balthus『バルチュス』

『コメルス・サンタンドレ小路』

雰囲気と顔が怖いんですよね、、、

 

ROOM4

Passages Landscape,Figure and abstraction(期間展)

Gerhard Richter『ゲルハルト・リヒター』

こちらの12枚組のガラスの展示はドイツの画家リヒターのものです。

 

Claude Monet『クロード・モネ』

Water Lily point『睡蓮』(不明)

Water Lily point『睡蓮』(1916)

Water Lily point『睡蓮』(1917)

バイエラー財団で最も有名な三幅対のモネの睡蓮

睡蓮の池が広がるバイエラー財団の庭園と調和しています。

圧巻でした。

スイス(別の美術館)でもフランスでもこの大きな睡蓮を見ましたが

バイエラー財団の展示の仕方がいいのかすごくリラックスできます。

あと自然光の入りが程よく館内が適度に明るい。

来客者が有名美術館より少ないのもあってジックリとモネの睡蓮と向き合うことができました(5分は見たな)

私の隣にも同じようにずっと見ている女性がいて気持ちわかるわーって思いました。

 

ROOM5

先程のモネの三幅対の睡蓮が表示されている画集がありました。

こちらのソファーに座ってゆったりとお庭も鑑賞できます。

 

トーマス・シュッテ『野うさぎ』が勢いよく口からお水を出しているのがシュールで好きでしたw

口からドバドバドバッと。

 

ROOM6

主に現代アートが多かったです(得意ではなくかなり飛ばしました)

Sam Ferancis『サム・フランシス』

 

Jackson Pollock

Untitled 1949『タイトルなし』

 

ROOM7

ホドラーやモネ、セザンヌ、ゴッホなど一番見応えがあるお部屋でした

Ferdinand Hodler『フェルディナント・フォドラー』

Stockhorn Range with lake thun in winter 1913

Genfersee mit mont Blanc vor Sonnen auf

ホドラーは何も考えずゆったり見れて結構好きです。

 

Vincent van Gogh『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』

wheat field with Cornflowers 1890

ゴッホは1890年に亡くなっています。

その亡くなる年の貴重な作品です。

麦畑は聖書で『死の象徴』と語られていますが、この年ゴッホは麦の絵を多数描いていることから

死を予知していたのではないかと言われています。

ゴッホの画集もいいですが原田さんのゴッホ小説も論敵神です。

 

Paul Cezanne『ポール・セザンヌ』

Bend of the Road at the Top of the Chemin des Lauves 1904-1906

 

Paul Gauguin『ポール・ゴーギャン』

Landscape with red roof 1885

ゴーギャンは後期印象派としてピカソやマティスに影響を与えた重要な人物です。

私はやはりゴッホとの関係性が好きで

現代の同じROOMに二人の作品が飾られているとなぜだかホロリとします。

 

Claude Monet『クロード・モネ』

Calm Weather Fecamp 1881

この200円のKindle画集良かったですww

 

ROOM9

Claude Monet『クロード・モネ』

Rouan Cathedral『ルーアン大聖堂』1894

『バイエラー財団』のパンフレットにもなっているルーアン大聖堂

異なる3つの場所からモネは30種類のルーアン大聖堂を描きました。

 

Francis Bacon 『フランシス・ベーコン』

フランシスコ・ベーコン(1902−1992)はアイルランド生まれのイギリス画家です。

大胆かつ個性的。

見ると不安定な気持ちになる作品が多い気がします。

もっとも有名な作品は『キリスト磔刑図を基盤とした3つの人物画の習作』でしょうかね。

https://www.artpedia.asia/francis-bacon/

 

Joan Miro『ジョアン・ミロ』

象徴主義か抽象主義かはたまた具象主義か、、、、線引きがわからなくなってきました。

ただ私はミロの色使いは昔から好きです。

 

最後9番の出口あたりに今展示中の画家の名前一覧がありました。

やはりドガはなかった

他の方のブログを読んで『ドガの踊り子』『セザンヌの七人の入浴者』『モネの日本の橋』が過去にバイエラー財団で展示されてるのをみまして結構楽しみにしていましたが残念ながらなかったので常設ではなさそうですね。

もしくは貸し出し中かもしれませんが、こちらの一覧にドガの名前はないので常設ではないのかな。

 

悲報1・1階は工事中でした

んー悲しいけど仕方がない!

一階に行く階段の建築や窓から見えるお庭は素晴らしかったのですが残念無念、、、、、!

何もやってないのに一階にはソファーと本が飾られてる。。。

小部屋は薄暗く工事してる風景が見えました(せめて隠してー)

イースターの集客が見込めるときに工事なので、もう仕方ない運が悪かった。

 

悲報2・HPが見にくい&展示中って記載されているがない作品がたくさん

いやコレは、現代文化の小さい美術館においてよくあることなんですよね。

多分管理がここまで間に合わないんだと思う(スイス他の美術館でもあった)

まりちゃん

今回はそこまで目当ての作品不在ってことはなかったのでよしとしますが、日本から出向いてお目当ての作品が貸し出し中だったらわたしゃ膝から崩れ落ちると思うよ、、、、

比べたら申し訳ないがロンドンナショナルギャラリーのHPの更新スピードは素晴らしい

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*特別展*Georgia O’Keeffe

Georgia O’Keeffe(ジョージア・オキーフ)

Georgia O’Keeffeはアメリカの画家(1887年11月15日-1986年3月6日)

オキーフは草間彌生さんの渡米生活の支援をしていたとか。

アメリカの風景画家として人気で、個人的には吸い込まれそうな大胆な色彩の大きなお花の印象があります。

Jimson weed/White flower no.1 1932

 

Orientai Poppies 1927

 

Series l – From the Plains 1919

 

Series l ,no. 4 1918

 

Autumn Trees – The Maple 1924

 

Black place ll 1945

 

*まとめ*バイエラー財団は美術好きなら一度は行くべき美術館

チューリッチのついでに是非バーゼルにも足を運んでほしい!!!

スイスだとチューリッチ美術館が有名ですよね。わかりますよ(私もいきました)

バイエラー財団は場所的に行きにくい。わかりますよ。

でもチューリッチから車で1時間だし、せっかくスイスに行くならバーゼルのバイエラー財団に立ちよってほしいです。

たくさん美術館を見てきたけどバイエラー財団が私の中では世界一の美術館です。

展示の仕方や空間の使い方が独特で見やすく

建築や庭園の美しさ

スタッフや来場者の空気感も本当に居心地が良い

作品数もルーヴルやメトロポリタンのように膨大ではないので

美術館があまり得意ではない方もゆったりと楽しめるんじゃないかと思います。

あと私はアンリ・ルソーの絶大なファンなので正面の展示が気に入ったのもありますが

あれはたまたま運が良かったのでしょう(笑)

とにかくフレンドリーで美術が好きな方が集まる温かい美術館(財団)ですので

行くか迷っている方、原田マハさんの世界観に浸かりたい方

是非バイエラー財団に訪れてください。心からおすすめします。

あと私個人的にバイエラー財団に尊敬と愛を込めて『ゴッホの星月夜』のTシャツをきて行ったんですね

日本の大手アパレルブランド『ユ◯クロ』で買ったやつ(色々種類あった)

そうしたら

帰りにスイス人や

受付の『カメラだめだよ』って言われたスタッフや

モネの三幅対の睡蓮の前で15分ぼーっと立ってた美人なイギリス系のおねーさんや

マジでいろんな方に褒められまくりました笑(ドイツ語と英語でパニックな私の頭)

なんかこの日は日本人他に居ないからかジロジロよく見られるなーって思ってたんですよ。

ダウィンチのモナリザやフェルメールの真珠の耳飾りの少女のTシャツはキャラクターのようによく見るけど、

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの星月夜は好きな人しか着ないですからねww

なんか嬉しかったので今度は違う美術館用にユニクロで色違いでも買おうかなってまた企んでいます。

まりちゃん

私の中では一生忘れない大切な思い出な場所『バイエラー財団』でした!

スペルミスなど解釈の違いがあったらすみません。皆様もスイスに行く機会があれば是非