こんにちはまりちゃん@ドイツ在住美容師ブロガーです。
みなさん海外生活楽しんでいますかー!?
コロナで何処も旅行もいけず悶々としてるみなさん、大丈夫!私も一緒でーす!頑張りましょう!
海外生活で一番シビアな問題なのが『水』です。

日本の水と海外の水の性質が違い過ぎて、何度肌荒れを経験したか。。。
私もお客様に『何かいいシャンプーないですか?』って絶対に聞かれますが、1年間使ってようやくオススメできるシャンプーに出会いました。
私はドイツで日本から持参したサロンのシャンプーや、オーガニックの石油系界面活性剤を使ってない超優しいシャンプーを使ったり、欧州ではメジャーな酸性成分が入ってるpH抑制シャンプーやら結構いいシャンプーを色々試してきました。
しかしシャンプーマニアの私でも『絶対にオススメ!』って太鼓判は押せなかった。。。なぜなら私の主人はどんなケミカルに優れた良いシャンプーを使っても頭皮のフケが治らなかったからだ。
でも今日のシャンプーは絶対にオススメできる。なぜなら主人を含め同じ症状だったお客様や友達の旦那さんなど多数の方がこちらのシャンプーで改善したからだ。
今日の記事は特にドイツ(海外)にきてから頭皮のフケや痒みに悩んでる男性の方に是非みていただきたい。
*今回はあくまでフケや痒みに特化したシャンプーのオススメですのでパサつきや艶がほしい方向けじゃありませんよー
Contents
Eucerin Dermo Capillaire Anti-Dandruff Schuppen Gel shampoo 250ml(Fettige)
感想→使って3日目でフケと痒みが完全に消えた『神シャンプー』です。
*Fettige=脂性、油性、脂肪とか
オイセリン油性(脂性)フケ用シャンプーについて
オイセリン(Eucerin)とは?
ドイツの皮膚科医推奨ブランド。
日本の市場には出ていませんが、欧米やアジアだと韓国などで販売されています。ドイツではドラックストアでは購入できず、薬局(Apoteke)での薬剤師の元で購入可能です。
高品質な成分や長年のエビデンスを持って研究を行っているので安全性が高く効果的です。
値段
15€
購入場所
Apoteke(薬局)
内容量
250ml
成分
アクア、ラウレス硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン、ラウレス-9、ピロクトンオラミン、クリンバゾール、ウンデシルアミドベタイン、ポリクオタニウム-10、グリセリン、塩化ナトリウム、クエン酸、PEG-40水素化ヒマシ油、PEG-200水素化グリセリルパルマート、安息香酸ナトリウム、サリチル酸ナトリウム、香水
テクスチャー
薬用シャンプーって漢方の匂いのイメージでしたが、オイセリンのフケ用シャンプーはジェルシャンプーなので無臭&無性透明。
量が少なくても結構泡立ちがいいので男性(短髪)が毎日使用しても2、3ヶ月はもつと思います。
こちらは脂漏性皮膚炎や脂性のフケの発生に効果があるシャンプーです。
脂性のフケと乾性のフケの見分け方
- 脂性のフケ=頭皮や髪に付着しやすい。色が黄色っぽい。
- 乾性のフケ=頭皮や肩に落ちて付着しやすい。色が白っぽい。
♥乾燥性のフケの場合はこちらのシャンプーをオススメします。
Dermo Capillaire Trockene Schuppen
先ほどのピロクトンオラミン&クリンバゾール(抗菌活性成分)にプラスして有効成分のポリドカノールという成分がかゆみを和らげてくれます。
*Trockenen=乾燥
まりちゃん
ドイツ語でフケとは?
Schuppen(シュッペン)
フケ用シャンプーを探すならまず『Schuppen』で検索。
オイセリン油性(脂性)フケ用シャンプーの使い方(公式)

最善の効果を得るためにスカルプトリートメント(アンチフケ集中治療)を朝と夕の使用をオススメします(私は使っていません)
手の上で泡立てる必要はありませんがシャンプーの泡立ての基本は『水+空気+シャンプー剤』ですので、しっかりと髪と頭皮を濡らしておっきく円を描くように手を動かすのがポイントです。
泡が立てば立つほど摩擦も減るのでしっかり泡立てた状態で指の腹で頭皮をマッサージしながら洗うといいでしょう。(絶対に爪はNG)
完全に流す前に少し時間を置くことによって浸透します(私は放置せず洗ったら速攻流しますよ)
半乾きは頭皮で細菌が繁殖したり匂いやフケの原因になるため必ずドライヤーで乾かしてから寝ましょう
フケや痒みには以前オススメしたトニックも効果的だが?
硬水が髪に与える悪影響や、フケが出るプロセス。phについても以前まとめたのでよかったら読んでくださいませ↓
♥WELEDAオーガニックヘアトニック

ただ、トニックってやるの忘れません?たまに面倒だったりしません?
スキンケアと同じでつけるのが面倒な時もあるんです。
しかし我が家では髪を毎日洗わない日はないので今回はシャンプーをオススメさせていただきました。
どちらの商品もフケや痒みにはかなり効果的なのでご自身のライフスタイルにあった物をお使いくださいませ。
欧州に住んでいながら毎日髪を洗っていいの?
これも自分のライフスタイルにあったやり方でいいと思います。
ちなみに私のシャンプーの考え方は毎日洗うなら髪や頭皮に刺激になる成分の物は使わない。が鉄則です。
1週間に1、2回で大丈夫な人もいれば毎日洗わないとダメな人もいます。油脂排出量はその人のライフスタイルと関係性が高いので私は毎日洗わないことをオススメはしません(現に私が毎日洗う派)
ただ洗浄力が強いだけのシャンプー(界面活性剤を使って補助剤が薄い)や対硬水対策(アルカリ除去成分)が入ってない市販のシャンプーを使っていたら日本人じゃ無くても髪はパサつくと思います。(それに付随して使い慣れない硬水)
海外に住んだら海外のシャンプーを買うだけではなんの解決にもならない
よくネットで『シャンプーやボディーソープはその国の水や環境に対応しているのでその国のドラックストアで買うのがオススメ』ってネタ。あれあんまり信じない方がいい。
現に私がdmやドラックストアのシャンプーを進めないのは9割キレート剤(硬水のアルカリ除去)成分が入ってないから。そりゃ2、3€でサラサラになったら苦労しないよね。
結論、海外に住んでるから海外のドラックストアのシャンプーを使用しただけではパサつきます。
本当に硬水向けのシャンプーは約10€オーバーの商品か薬局、サロン専門商品だと思う。
ないものは自分で作るドイツ文化
ドイツのマダム達は基本ないものは自分で作るから、髪が硬水でパサつくのを防ぐためにキレート剤(硬水のアルカリ除去)を自分で作ったりします。
硬水はアルカリ性なので酸性のクエン酸などを精製水で希釈してシャンプー中の髪につけてあげます。すると中和されるので髪のphも元に戻りパサつきは抑えられると思います。
ただ毎日自分で希釈して作るのは面倒なので私は最初からキレート剤(硬水のアルカリ除去)が入ってるシャンプーを選んだり、オススメしているわけです。
私がドイツのdmやドラックストアでのシャンプーをオススメしない理由は以上です。
まりちゃん
全然合わなかったドイツのオーガニックのフケ用シャンプー
- LOGONA ANTI SCHUPPEN
- WELEDA WEIZEN Schuppen Shampoo
この2つのオーガニック(フケ専用)シャンプーだが、主人の頭皮には全然合わなかった。
成分的に申し分ない。界面活性剤もソフトだし、キレート剤も保湿剤も入ってる。でもこれ使ってからかなりフケが増えた。
フケ用シャンプー使ってフケが増えるって逆にどうゆうことか?って疑問でしたが、冷静に考えるとドイツでのフケの原因は水や界面活性剤ではないんだなとわかった。(旦那の頭皮で実験した結果)
Eucerinのフケシャンプーは超優秀なケミカルシャンプーだ
先ほどのオーガニックシャンプーと成分を比較した結果、上記でオススメしたEucerinのフケ用シャンプーはピロクトンオラミン&クリンバゾールという抗菌活性成分がやっぱすごいんだと思う。
これ、日本であまり使われてない成分なので私も初めて知ったけど、ここまで違いが出るくらいすんごい成分。サリチル酸が日本のフケシャンプーではメジャーだけど、無論それも配合されている。
Eucerin Dermo Capillaire Anti-Dandruff Schuppen Gel shampoo 250ml(Fettige)はもはやフケ界の絶対的覇者という感じだ。
まりちゃん
日本から持ってきたローションも優秀だった
日本から5箱くらい買ってきました。このローションを付ければ痒みもフケも一時的に治るんですが、つけ忘れた次の日の夕方には効果がなくなります。
残念ですが、つけ忘れが多く、私が見かけたらローション持って追いかける日常に疲れたため今は倉庫3箱に眠っています。
結構しっとりするので乾燥系のフケの方が効果的かも?
ドイツのフケ対策のまとめ
色々試したけどEucerinのシャンプーがオススメ
トニックやローションでフケや痒みが治る方はそれでOKだと思います。
ですが男性はヘアケアに時間が取れなかったりするので、毎日のシャンプーを思い切って変えてみるのがドイツのフケ&痒み対策として一番早い改善策なのかもしれません。
海外に住んで、水だけじゃ無く環境が変わり、食生活も変わりました。いい部分も悪い部分も全部ひっくるめて傾向と対策で海外生活を快適に住みやすくしていきましょう!
まりちゃん