こんにちはまりちゃんドイツ在住美容師ブロガーです。
みんな大好きクレンジングのお話でございますー。
最近まめに更新してるけど掃除や調味料だったからね、本家のクレンジングネタ話します!

あ、さて。昔々あるところにズボラな30歳すぎた女がおりました。その女は化粧もたいして濃くないし、なんせズボラなので毎日クレンジング+洗顔W配合の物を使っていたそうな。
高校時代は日サロ行ってマンバの顔に真っ黒なKATEのファンデ&クレージュの真っ白なリップでもズボラWクレンジング。(たまにアイメイクだけオイル)でも肌は荒れなかった。なんならその女の肌質そこらへんの人より結構強くできていた。ですので20年以上手抜きクレンジングを突き通した結果。
急にきたの、35歳で急にきたの。シミとしわがブワーーーーーーって増えたの。
日サロ行きまくってたのもあり『細かいシミ』は仕方がない、これはレーザーを駆使して、日焼け止め、ビタミンの内服などの併用できっと消えるだろう(検証済み)

でもシワ。結構深いシワ。特にほうれい線。いくら高い化粧品バンバン使っても無理。何も変わらない。
これはもう糸でつるか、ボトックスかヒアル注入か?と考えたところ、そもそもシワの原因は摩擦が大きな原因だということ。
ってことは、外側をいくら補っても現状より悪化させない(シワを深くしない)為には『日々のクレンジング方法を改める必要がある』ということが判明。
そこで女はクレンジングを徹底的に調べて今に至ります。To Be Continued…..
Contents
そもそもなんで肌を擦ったらダメなのか?
肌の角質は0.02mm
ラップ一枚の超薄い角質ですので、擦ったり、強すぎる成分で必要な角質を傷つけたらシワやシミの原因になります。
角質のきちんとしたケアによって肌全体の状態が変わっていきます。しかもその薄い角質は外部からの異物混入を防いだり、内部の水分を保持したり、体内の水分を外部に逃さない様にするバリア機能の役割も果たすために超重要な役割を果たします。ですので私たちは角質を絶対に傷つけないために擦らないクレンジング方法が重要なのです。
クレンジングの大まかな種類について(個人的な見解)
同じ物を使う事よりメイクに合わせてクレンジングを分けてあげる
- 濃いめのメイク=オイルクレンジング
- 中間の濃さのメイク=ミルククレンジング
- 薄めのメイク=ウォータークレンジング
*ジェルクレンジングやクリームクレンジングもあるけど個人的にあまり使わないので割愛します。
オイルクレンジング
エステル系のオイルやらホホバやらミネラル系とか色々高い洗浄力が主な主成分、脱脂力が強い(油性)
ミルククレンジング
オイルと界面活性剤が混ざってるので洗浄力も普通、脱脂力も低いので洗い上がりが突っ張らないのも特徴(油性)
ウォータークレンジング
ほとんどが水、そこに界面活性剤が配合されているの濃いめのメイクやウォータープルーフなどが落ちにくいのが特徴(水性)
自分の肌質にあったクレンジング選びも重要
もちろん元の肌質がオイリー肌の人とかはクレンジングで皮脂を少し取り除いてあげた方がいいかもしれないけど、私は混合肌の為オイル系クレンジングを使うとすぐに乾燥します(アイメイクなど)。そもそも皮脂分泌は時間がかかるので慎重に考えていきたい。
アトピーの人や超敏感肌の人もいると思うから、あくまで個人の見解としてご覧いただけると幸いです。
界面活性剤は悪じゃない
シャンプーも界面活性剤=悪みたいなイメージあるけどそんなことはなくて、基本的にクレンジングにも汚れを落とすために界面活性剤は含まれています。ただ配合の割合と種類の問題なので、絶対に悪!ってわけではありません。シャンプーと一緒で、それを補う有効成分が入ってるとか、界面活性剤をアミノ系にするとか色々あるの。
てかそんなの気にしてると何も使えなくなるから、とりあえず、自分のメイクの種類(濃いか薄いか、ウォータープルーフか)を把握して、それに対してどのクレンジングを選ぶかが大切だと思うのよね。
そしてそれ以上にクレンジングの仕方(やり方)が一番大切だと思ってます。
まりちゃん
一番クレンジング力が弱い水クレンジングを比較してみた
BIODERMA(ビオデルマ)とGARNIE(ガルニエ)のウォータークレンジングを検証
似てる似てると言われているので、値段意外にどれくらいクレンジング力が違うのを試してみました。
ガルニエはコスパが良いのでドイツで進めるブロガーさん多いですよね。
1、ガッツリ油性の超強力ファンデーションで検証します
マシューフィールドという、舞台やブライダルのタトゥー隠しで使う世界的に有名なファンデーションを使用します。これ専用リムーバーじゃないと落ちないくらいカバー力が強いのも特徴です。
2、右がビオデルマ、左がガルニア
腕にファンデーションをつけ、その上からクレンジングシートを含ませたコットンでおさえます。
3、クレンジングウォーターを含んだコットンを置いて1、2分放置します。
4、結果両方同じくらい落ちました。洗い残しはどちらもありません。
はい、わかっていたけど、洗浄力は対して変わりません。
驚愕なのがシリコンオイルや合成界面活性剤も落としてくれるその洗浄力の強さです。先ほども申し上げましたがウォータークレンジングの成分はほとんど水でそこの界面活性剤は入ってるから濃いメイクは落とせないって言ったばかりなのに落ちちゃった笑
ハイパー強力なリキットファンデも落としてしまうドイツのウォータークレンジングに私は今驚愕してるわけです。
なのでビオデルマかガルニエか、どちらかのプロダクトをドイツで買おうかで悩んでいるなら正直どちらでもいいと思います。
まりちゃん
♥ビオデルマと硬水問題も前に一緒にまとめたから気になる方はこちらもよんでください。

オススメのドイツのメイククレンジングを比較してみました
クリームやオイルも試してみました
家にあるメインのクレンジングたちです、みなさんこんにちは。私は基本これらを全部使っています。
左から
- GARNIER SKINACTIVE(ウォーター)
- NIVEA WASSERFEST AUGAN MAKE UP ENTFERNER(ミルク)
- NIVEA SANFTE REINIGUNGSMILCH(ミルク)
- ANNNEMARIE BORLIND ZZ SENSITIVE(ミルク)
- MAYBELLINE AUGAN MAKEUP ENTFERNER(オイル)
右のメイベリンのクレンジングは水なんだけどオイル感が強いのでオイルクレンジングってカテゴリーにします
前に記事にした『マルティナ 』のクレンジングはミルクタイプですがメイクが落ちなすぎて除外しました。(肌には負担をかけなくて良いのでメイクをほとんどしない人にはオススメです) 何を使っても肌が荒れる。そんな時はドイツ生まれのオーガニックコスメ『マルティナ』があなたの救世主になります
コットンにクレンジングを含ませて軽く置くだけ
今回はわかりやすく比較するために『KIKOmilano』のリップを腕に塗って、コットンにクレンジングを染み込ませて置いてみました。(あくまで軽く置いただけです)

30秒くらい置いてすぐにコットンを剥がした結果がこちらです。
だいぶクレンジング力の差が出ました。
どうしてもメイク(肌の部分)をみてしまいますので腕を引っ込めます。
コットンについた濃さの順で『摩擦をかけずにクレンジング力がどれだけ強いか』がわかります。
ミルク→ウォーター→オイルの順で洗浄力が強いとわかります。
ただ強いだけのメイククレンジグをドイツでお探しの方は参考になさってください。
ウォータープルーフのマスカラは摩擦なしでも落ちるか?
ニベアの小さいクレンジングも一様アイメイク専用なんですが、洗浄力は通常のとさほど変わりません。ただセンスティブと書かれていたので敏感な方はアイメイクだけこちらに切り替えてもいいかもしれません(私は面倒なので分けていませんが)
結果→マスカラは意外とどのクレンジングでも落ちたけど、アンネマリーのミルクだけ残りました。
実際はこちらのマスカラ使うときに普通のミルククレンジングしても落ちません。
色々試したけど一番右のメイベリンのアイメイク専用リムーバーでしか落ちませんでした。それか日本のヒロインメイクのリムーバーで擦らず落とすことが可能でした。
まりちゃん
私的『擦らないクレンジング』のオススメのやり方
100%じゃなくて良いからできるときにやる
はい!あくまで私の見解として聞いてくださーい!
先ほど洗浄力が強くて驚愕って言った理由はただひとつ『洗浄力が強いクレンジングを付けて肌をゴシゴシしたら必要な皮脂や角質もご一緒に持っていかれる』って考えです、はーい。
もちろん私も洗浄力が強いウォータークレンジングや拭き取りクレンジングも使う時はあるけど、時間がない時&面倒な時以外は基本的には擦らないクレンジングを徹底的にやっています。
*自分の肌質に合わせてご覧ください。
1、ミスト化粧水を顔にたっぷり吹きかける
アベンヌでもラロッシュポゼでもいいんですがミスト化粧水を準備します。乾燥した状態の肌にクレンジングをいきなりのせると肌に吸収しやすいみたいなので、最初にポゼのミストをたっぷりふりかけ、化粧を浮かせます。
(*拭き取り代わりも使っています)
スチーマーで温めならがメイクを浮き上がらせるのが一番オススメ
もちろん既にスチーマー持ってる人は、スチーマーで温めながらメイクをオフするのが一番オススメです。
だけどここはドイツ、硬水の国。スチームのお水を毎回精製水をいれるのも結構手間だし、ブリタのお水を入れて使っても、結局洗う時のスチーマーの衛生状態が気になって私は使えないタイプです。あと単純に乾かしたりがめんどくさい。
日本に帰ったら清くスチーマーをまた引っ張り出しますが、ドイツにいる時はラロッシュポゼのミストでクレンジング工程は済ませるつもりです。
2、ミルククレンジングをたっぷりと両手にのせ広げる
アンネマリーボーリンドのクレンジングがドイツで一番オススメです。優しい成分なのに洗浄力も申し分なく、使い心地もしっとりもちもちになるのでオススメ。
敏感肌の方でも安心して使えるのがアンネマリーの魅力です。
3、たっぷり両手に広げたクレンジングミルクで顔面を覆う(縦、横)
細かい部分や首、目の下は少しクルクルしますが基本は押さえつける感じでクレンジングを馴染ませるます。先ほどのラロッシュポゼの水分とクレンジングでうまく乳化しながらメイクを浮き出していきます。
もし肌が動く、擦っている様に感じるのであれば、ラロッシュポゼのミストをもう少しかけてあげて、クレンジング液も足してあげます。
また、濃いメイクの時は一度流して(テッシュオフして)この行為を2、3回行います(肌に長時間落としたメイクを残留させない)
文章の私の説明がわかりにくい方は医師の上原先生の動画を参考になさってください⇓
4、ぬるま湯でゆったり流すかテッシュでOFF
私の場合クレンジのあとceraVeのセラミド洗顔します。

なのでクレンジング剤をテッシュでオフして洗顔の時もあるし、クレンジング剤を水で流してまた洗顔する時もあります。
メイクの内容によって使い分けているので、どちらでも問題ないと思うけど、その後洗顔するならクレンジング剤のオフは刺激が少ない方をご自身で選んでくださいね。(私の見解ではクレンジングの時に擦ったりタオルでゴシゴシが一番の問題かと思っています)
ドイツで落ちないアイメイクはMAYBELLINE AUGAN MAKEUP ENTFERNERをオススメ
落ちないアイメイクを何度もゴシゴシするのはシワの原因になるので、こちらのクレンジングがオススメ。
ただ使い方は先ほどと一緒で擦らない。
コットンにこちらのクレンジングを付けたら押さえて5秒まつ。そうすると綺麗に落ちます。もちろんマスカラは綿棒に含ませてやると簡単に綺麗に落ちますよ。
ドイツで安いクレンジングは?(アンネマリーボーリンドのクレンジングのコスパが気になる方用)
私がオススメするクレンジング方法だと少なくても4プッシュは使います。
先ほどのアンネマリーのクレンジングは20€くらいするのですが、クレンジングは絶対にケチって欲しくないのでコスパを気にする方は、こちらのニベアのクレンジングミルクもオススメです。
確か3€くらいで使い心地もいいので(少し粘度は緩い)ドイツでクレンジング難民の方は試してみてもいいと思います。
ドイツでオススメのメイククレンジング剤の購入先
ニベアのクレンジングはdmで購入できます。

アンネマリーボーリンドはビオスーパーかミュラーで購入できます。

旅行のクレンジングはどうするか?
旅行に『スチーマー』や『スプレー缶』は基本持っていけないので、旅行の時はそこまでこだわれません。気になるならホットタオルを顔に置いてからクレンジングとかもできるけど、ホットタオルを作れる環境でない時は、さっさと諦めます笑。
そんな時は水クレンジングや、使い捨ての拭き取りのクレンジングがオススメです。(何より荷物が少ない)
私のお気に入りは『Neutrogena』のクレンジングシート。
一個一個小包装になっているので宿泊数の応じてパッキングできるのがポイント。クレンジング効果も素晴らしいのでかなり重宝しています。*クレンジングで負担がかかるなら、使い捨てのパックで保湿や栄養をしっかり入れてあげたりします。

硬水の拭き取り化粧水はどうしているのか?
NYで買ったノンアルコールの拭き取り化粧水を持っていますがあまり使ってません。
dmにNIVEAとかの拭き取り化粧水が安く売ってるので使ってもいいですが、正直洗顔後はすぐに美容液つけるので、この際の硬水拭き取り工程をあんまり気にしてないです。
それよりもコットンで顔を拭き取る摩擦の方が気になるので、もし拭き取り工程を入れるなら洗顔後タオルで顔を優しく拭いて、先ほどのラロッシュポゼのミストふりかけて終わりです。
私は擦りたくないため極力ウォータークレンジングは行わない
ミルククレンジングと違ってウォータークレンジングは肌の上になかなか置くことができないので、コットンやスポンジで拭く以外使用不可能です。
まりちゃん
ですので水クレンジングがお気に入りで使いたい場合はたっぷりとクレンジング水をコットンに付けて、ひたひたにしたコットンを肌の上で抑えるようにオフすると負担は少ないかと思います。
極論は肌が綺麗な人のクレンジングを真似る
肌が綺麗な人のクレンジング方法を調べると大抵擦ってません。
私の大好きな石井美穂さん43歳
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とんでもない、とんでもないったらとんでもない美肌の持ち主。透明感が天女、石井美穂さんのクレンジング方法もに『擦らない』『触らない』と書かれています。化粧水はコスパが良いものを何度もパシャパシャつけるのも独特。
もちろん元の肌の薄さとか肌質も関係あると思いますが、ご自身が『なりたい肌』と思う人のクレンジング方法を徹底的に調べてみるのも近道かもしれません。
まとめ
硬水が悪いのか?クレンジングの方法が悪いのか?
はたまたクレンジングの成分も調べ出すと正直『何使えば良いかわからない』という負の連鎖が始まります。ですので、最初は『徹底的に擦らない』という方法から初めてみてはいかがですか?
洗顔の時スクラブ入りの洗顔料でゴシゴシするのをやめるとか、コットンに出したクレンジング剤でメイクの汚れを無理やりとるのをやめるとか、タオルで顔についた水滴をゴシゴシとるとか。思い切って朝だけ洗顔をやめるとか。
ありとあらゆる自分の中の顔に対する『摩擦』を見直すことで、硬水で荒れていた肌が元に戻るかもしれません。
まりちゃん
*以上あくまで私の個人の見解でしたー!